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45年前「あの200勝投手」にノーノーを喫して以来の甲子園出場なるか? 21世紀枠候補の公立進学校・長崎西高が立ち向かう「歴史的敗戦」の記憶 

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内田勝治

内田勝治Katsuharu Uchida

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posted2026/01/28 06:03

45年前「あの200勝投手」にノーノーを喫して以来の甲子園出場なるか? 21世紀枠候補の公立進学校・長崎西高が立ち向かう「歴史的敗戦」の記憶<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

甲子園に通算4回出場している長崎西高だが、今のところ最後に出場した1981年夏には名電高の工藤公康にノーヒットノーランを許してしまった

 桑原直太郎主将(2年)は「時間が足りない分、質にこだわってやっています」と胸を張る。

「自分たちは『1を大切に』というスローガンを掲げています。1球目を大切にしたり、その1球の質にこだわってやっていこう、ということを常に言っています。昨秋は長崎の公立高でもうまくやれば九州でも戦えるというところを見せられたと思っています。まだまだ課題は多いチームですが、この冬みんなで進歩していき、もしセンバツに出場することができたら、絶対1勝して校歌を歌いたいです」

甲子園に出る、出ないだけではなく

 もちろん、センバツ出場には高いハードルが待ち構えている。昨春は壱岐(長崎)が21世紀枠で出場。2001年大会から導入されて以来、2年連続で同都道府県からの選出は過去5例(島根=02年松江北、03年隠岐、徳島=10年川島、11年城南、北海道=12年女満別、13年遠軽、和歌山=14年海南、15年桐蔭、岩手=16年釜石、17年不来方)あるが、近年は地域の偏りを避ける傾向が強く、16年釜石、17年不来方の岩手を最後に例が途絶えている。

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 また、九州国際大付が神宮大会を制したことで、九州地区が4枠から1枠増。神宮枠の5校目での出場も考えられるが、昨夏甲子園覇者の沖縄尚学や小林西(宮崎)など、ライバルは多い。

 それでも宗田監督は「自分たちで目標をちゃんと作りながら、一歩ずつ歩みを進めることが大事だと思っています」と前向きに話す。

「目標設定は甲子園に出る、出ないにかかわらず、最終的に日々の生活に落とし込まないといけないという話を生徒にはしています。毎日10円玉を365日貯金することって、簡単に聞こえるかもしれませんが、続けることはかなり難しいです。それを練習に置き換えて、甲子園がなくなったからといって止めるのではなく、自分で考えて自分で判断しなさいというのが僕の指導方針です」

 稲佐山の中腹にあるグラウンドにも、間もなく春が訪れる。あの日、工藤公康によって刻まれた「0」を「1」にすべく、長崎西の戦いはこれからも続く。

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東大・京大合格も出す「長崎屈指の公立進学校」がなぜ甲子園21世紀枠の候補に!? 「1日1時間半の練習」で140km投手を3人育てて躍進の秘訣

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