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《京大・阪大に合格者も》偏差値67“奈良の公立進学校”野球部が県ベスト4で「21世紀枠候補」選出のナゼ…部員の「甲子園が目標じゃなくても…」の真意は?
posted2026/01/28 11:00
昨秋の奈良県大会でベスト4に食い込み、センバツ21世紀枠候補に選出された郡山高校。公立の進学校という環境下でいかにして強さを保っているのか
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田口元義Genki Taguchi
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Genki Taguchi
豊臣秀吉の弟である秀長もかつて居城した郡山城の一帯は現在、郡山城跡公園として整備されている。天守台からは大和郡山市を望め、春には堀を囲むように植えられた、およそ600本ものソメイヨシノが咲く「日本さくら名所100選」でも知られる。
郡山高校は郡山城本丸から通りを挟んだ、二の丸があった場所に建つ。
創立は1893年。古都の息吹を残す伝統校は昨年12月、今年のセンバツに出場する21世紀枠の近畿地区推薦校に選出された。
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「いやもう、『ありがたい』のひと言です」
同校出身で野球部の監督を務める35歳の岡野雄基はそう感激の声を漏らし、甲子園という可能性を繋いでくれた選手たちを称えるように結ぶ。
「現実を見られる子たちなので『甲子園という舞台で強豪チームと戦える力がどんだけあんの?』と、問われたときに『やらないかんな』となってくれるんで。いい目標を作っていただけただけでも大きなプラスです」
21世紀枠の選考基準は、秋の都道府県大会で原則ベスト16以上が最低条件となっている。ここをクリアしたうえで、学業と部活動の両立、部員数や練習環境に恵まれないなかでの創意工夫、地域貢献活動などを評価された各地区計9校の候補から、センバツ出場校が2校選ばれる仕組みとなっている。
過去には甲子園出場実績も…最後は四半世紀以上前に
郡山に「野球の強豪」というイメージを持つオールドファンも多い。
甲子園には春6回、夏6回の出場実績がある。2000年を最後に出場に恵まれず、岡野が在籍していた06年から08年も全国の舞台に立てていない。
監督を含め、今の郡山で甲子園を知る者はひとりもいない。だからといって“郡山プライド”が薄れたとは言い難い。

