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「トラックで『世界を目指す』って…その概念をどうにかした方がいい」青学大・原晋監督が熱弁のワケは? 名伯楽が「箱根から世界へ」幻想をバッサリの真意

posted2026/01/22 17:05

 
「トラックで『世界を目指す』って…その概念をどうにかした方がいい」青学大・原晋監督が熱弁のワケは? 名伯楽が「箱根から世界へ」幻想をバッサリの真意<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

箱根駅伝後には日本長距離界の強化指針についても熱弁をふるった青学大の原晋監督。マラソンシーズンに向けて青学勢の更なる活躍はあるか

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涌井健策(Number編集部)

涌井健策(Number編集部)Kensaku Wakui

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 青山学院大学による史上初「2度目の3連覇」で幕を閉じた102回目の箱根駅伝。今後はマラソンシーズンでの活躍も期待される同大のランナーたちだが、箱根後には原晋監督が厳しい言葉で日本陸上界へ提言を行う場面もあった。果たしてその言葉の真意とは何だったのか。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》

原監督が語った「どうにかした方がいい」概念

「スピード、トラックで世界を目指したいとか言っていますけど、その概念をどうにかした方がいいと思います。日本代表を目指す、これは正しい日本語です。でも『世界を目指す』って、何をあんた、うわごとを言ってんだって(苦笑)」

 1月3日、大手町。箱根駅伝の閉会式が終わり、公式スポンサーであるPascoのパンを受け取った青山学院大学の原晋監督が、メディアが待つ取材スペースに下りてきた。

 優勝監督の言葉を直接聞こうと記者が集まり、筆者自身も正面の位置で話を聞いていると、突然、口調が鋭く、熱を帯びてきた。

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 囲み取材開始後、6分~7分でのことだ。「箱根から世界へ」は創始者の金栗四三のアイディアに端を発する大会のスローガンのようなもので、それが否定されたことに驚いた。

 この発言は「5区、6区の山に適性のある選手をスカウトしているのか」という質問の流れで飛び出したものだ。

「(山は)特に意識してないですね。本学のスカウト方針の一番は、やはり『しっかり練習をして、箱根駅伝に出たい』という選手を獲ることです。結果として、(山に適性のある)選手が来るんじゃないですかね? よくね、高校生がねスピードを磨きたいとか、わけのわからんことを言う奴がおるんですよ。僕はどストレートにこう言いますよ、『君は練習嫌いなんだね』と」

【次ページ】 「世界に挑む必要はない」…その真意は?

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