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大会後には「衝撃の発表」が…全国高校駅伝で“史上最速レース”三つ巴の激闘を制した最強ランナーの胸の内「世代No.1は自分という走りができた」 

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和田悟志

和田悟志Satoshi Wada

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posted2025/12/24 17:02

大会後には「衝撃の発表」が…全国高校駅伝で“史上最速レース”三つ巴の激闘を制した最強ランナーの胸の内「世代No.1は自分という走りができた」<Number Web> photograph by Satoshi Wada

都大路の1区で区間賞を獲得した福島・学法石川の増子陽太。西脇工・新妻遼己、鳥取城北・本田桜二郎との三つ巴の激闘を制した

「県大会はあまり記録を狙っていないなかでの28分20秒だったので。都大路でも天候やコンディションにもよるんですけど、28分20秒前後で走って他校の強い選手と良い勝負をして、チームの優勝という目標に向かって頑張っていけたらなと思っています」

 1カ月前に宣言した通り。まさに有言実行の活躍を見せた。

「(新妻、本田とは)久しぶりのレースだったので、“新妻、強いな”と思いつつ、“世代No.1は自分だぞ”という証明ができた走りになったと思っています」

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 増子は今季、貧血に苦しみインターハイ出場を逃していただけに、都大路はようやくその力を示す場になった。

 増子に敗れはしたものの、区間2位の新妻も28分40秒と、従来の日本選手最高記録を上回った。

「力を出し切ってあのタイムだったので、一緒に走ってくれた増子君と本田桜二郎君には感謝をしていますし、楽しかったなって改めて思います」

 新妻は、激闘をこう振り返った。

「力負けしました。区間賞を狙っていたなか30秒以上離されてしまい、レース内容も良くなかった。チームも優勝を狙っていたので、4位に終わり悔しいです」

 悔しさを口にした本田も、区間3位ながら28分52秒の好記録で、1区の日本選手歴代ランキングではトップ10に入った。

 76回続く全国高校駅伝の歴史の中でも、今回の1区は屈指の名勝負と言っていいのではないだろうか。

レース後には「衝撃の発表」も…?

 そして、その激戦の直後のことだ。もう1つの衝撃が走る。男子の最終チームのフィニッシュから程なくして、早稲田大学競走部のホームページとSNSで、12月21日時点での2026年度入部予定者が公表。そこには、都大路の1区で激闘を繰り広げた増子、新妻、本田の名前があったのだ。

<次回へつづく>

#2に続く
全国高校駅伝「エース区間トップ3」“全員が早大進学”の衝撃…「令和の三羽烏として切磋琢磨したい」黄金ルーキーの視線は箱根駅伝の先に?

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