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「日本人初“1億ドル”大型契約も」八村塁“電撃移籍”の可能性は? NBA名物記者の新証言「レイカーズはトレードしたがっていない。だが…」
posted2025/12/10 11:02
レブロンとの豪快アリウープダンク決めた八村塁(27歳)
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杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph by
Emilee Chinn/Getty Images
NBA7年目のシーズンを迎えた八村塁(27歳)。充実の時間を過ごす一方で、トレードの噂は後を立たない。高い評価の裏返しでもあるが、来年2月のデッドラインまでに大きな動きはあるのか。ジャーナリスト杉浦大介氏が取材した。【NumberWebレポート全2回の後編/前編も公開中】
レイカーズでプレーする八村塁は、トレードの噂に取り巻かれる機会がリーグ内でも最も多い選手の一人かもしれない。攻守両面でハイレベルの実力を持ち、複数のポジションでプレーできる上、契約も3年5100万ドルと手頃。1年前にもトレード候補と喧伝され、八村自身も達観したような言葉を残していたのが記憶に新しい。
「レイカーズにいるとそういう話はいつでもある。気にしてやっていても仕方ない。トレードされたらトレードされますし、プレーが良くても悪くてもトレードされるときはされる。コントロールできないところであり、NBAの厳しい世界でもあると思う。しっかりと心を引き締めて、自分にできること、やるべきことをやろうと思って毎試合やっています。そこは変わらないです」
今季も状況は変わらないのかもしれない。レイカーズは12月8日時点(以下、すべて現地時間)でウェスタン・カンファレンス2位につけ、群雄割拠のカンファレンス内でも王者サンダーの追撃を本気で狙っている。ルカ・ドンチッチ、レブロン・ジェームズを擁しているなら毎年が勝負であり、シーズン中にも補強を目論んでくるはず。そんな中、今季が契約最終年であり、年齢的にも今がピークの八村は他チームから見ても魅力的な存在であろう。トレード期限が近づくにつれ、名前が出るケースは増えるはずだ。
