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Sareee「なつぽいはスターダムの中で飼い殺しにされている」衝撃発言の真意…プロレスラーとして“親友”に伝えたいこと「本気でつぶしにきてほしいな」
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原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2025/11/04 17:00
「唯一無二の存在に近づいている」と語る太陽神Sareee 。自身の15周年記念試合に向けて突っ走る
IWGP女子王座陥落も「また狙いにいきたい」
Sareeeは10月9日、フロリダのROHのリングでアレックス・ウィンザーを倒した後、10月13日に新日本プロレスの両国国技館大会でIWGP女子王座の防衛戦をスターダムの朱里と戦った。激しい試合だったが、Sareeeは朱里に敗れ、IWGP女子のベルトを手放した。
「悔しい結果でしたが、これが女子プロレスだ、という試合ができた。誰にも恥じない試合。朱里とだったからできたと思います」
この試合は男顔負けのストロングなプロレスとして高い評価を受けた。
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その後、Sareeeがマリーゴールドのリングにも登場したことで、IWGP女子王座の奪還をあきらめてしまったんだろうかという声も聞かれた。
「本当はあのベルトとともにいろんな歴史を作っていきたかったですけど、叶わなかった。でもまだ決して諦めたわけではない。IWGPはまた狙いにいきます。そして、もちろん、あのベルトは私の元に帰ってくるんで。そのために、日々努力してもっと強くなっていかなきゃならない。もっと、あのベルトにふさわしい選手になっていかないと」
海外での経験も豊富なSareeeだが、「日本に帰ってきてからはここで戦っていきたいと思っている」と話した。
「海外は一度WWEに所属で行っているので、日本でしっかり戦いたいと思う。アメリカに行くことがあってもスポット参戦ですね」
スターダムのファンに“嫌われた”Sareee
10月26日には「大物S」として9カ月ぶりにマリーゴールドのリングに現れた。後藤智香との戦いはSareeeにとってどんなものだったのだろうか?
「後藤は体もでかくなっていますし、以前タッグで対戦した時よりはよくなっています。でも、スタミナがないですよね。攻め疲れみたい。そこに気づけたときに、初めて変われるんじゃないですか。この間の試合がそのきっかけになってくれたらいいと思います」
「私が見たい女子プロレスを提供する」とSareeeは常々言っている。11月10日の『Sareee-ISM』では鈴季すずと組んで、なつぽい、橋本組と対戦する。
10月27日、Sareeeはスターダムの後楽園ホール大会のリングになつぽいを呼び込むと「私たち、しばらく口をきいていない」と不穏な発言をした。
だが、それは翌日、なつぽいがあっさりと否定した。ただ、互いに忙しくて1週間ほど連絡しなかっただけ、というのがわかった。
Sareeeとなつぽいは親友だ。それは周知の事実だ。
だが、Sareeeはスターダムのファンから嫌われている。ブーイングの数は大分減ったが、なぜかまだ反発は続いている。なつぽいがそのブーイングに巻き込まれないようにというSareeeの気遣いだったのだが、なつぽいには無用だったようだ。「私には来ませんよ。そんな心配しなくていいです」となつぽいはあっさりと言って笑った。




