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「アルビレックスとは条件面が、だった」浦和レッズ加入も…ブラジル人FWが明かす「僕のスタイルを理解してくれず」2人のドイツ人監督との苦悩
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byToshiya Kondo
posted2025/10/26 11:02
浦和レッズ時代のエジミウソン。強豪での苦悩と、カタール移籍までの経緯とは
「この年の初めに監督に就任したジェリコ・ペトロヴィッチ(モンテネグロ出身)はブラジル人選手を嫌っていて、負けるとその責任を僕たちに押し付けた。監督は僕の代わりにランコ・デスポトヴィッチの獲得を望んでおり、ちょうどアル・ガラファからオファーがあったので、僕を移籍させたんだ。クラブにはかなりの移籍金も入ったから、一石二鳥だったんだろう」
――つまり、アル・ガラファへの移籍はあなたの本意ではなかった?
「全く。でも、チームメイトは皆、僕の気持ちを分かっていて、同情してくれた。退団が決まり、自宅でお別れのシュラスコ・パーティーを開いたら、全選手が参加してくれた。これには本当に感激した」
カタールでは生活は申し分なかったんだけど
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――新潟で4年、浦和で3年半プレーしました。
「どちらも、同じくらい愛している。僕の人生で最高の、素晴らしい日々を送らせてもらった。唯一、心残りなのは、ファンにタイトルをプレゼントできなかったこと。これだけは、返す返すも残念だ。そしてカタールでは、生活は申し分なかったんだけどフットボールでは……」〈つづく〉

