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「ブラジルを圧倒するとは…」“日本びいき”ブラジル人記者、日本代表の大逆転勝利に震える「DFスズキ・ジュンノスケが奮闘したね」
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沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byKiichi Matsumoto
posted2025/10/17 06:00
ブラジルから歴史的初勝利をもぎとった日本代表。“日本びいき”のブラジル人記者も感動を覚えた戦いを率直に評価する
「この試合でピッチに立った選手のうち、本来のレギュラーは中盤のカゼミーロとブルーノ・ギマランエス、FWビニシウス・ジュニオールの3人だけ。とはいえ、大半の選手が欧州ビッグクラブでプレーする実力者だった」
――前半22分、日本は堂安が右サイドでブラジル選手3人をかわしてクロス。南野拓実がつないだが、飛び込んだ上田がわずかに合わなかった。
「堂安の見事な判断力とテクニックからビッグチャンスが生まれた。ただし、結果的に前半の日本の決定機はこれだけだった」
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――その4分後、セレソンが右サイドを崩し、ギマランエスからのスルーパスを右サイドバックのパウロ・エンリケが右足アウトサイドで決めて先制します。さらに32分、今度はルーカス・パケタからの浮き球パスを受けたガブリエル・マルチネッリが左足で強烈に蹴り込んだ。
「パウロ・エンリケは、韓国戦で途中出場して評価を高めていた。日本は両方の失点で、セレソンの数選手が絡んだ素早いパス回しに対応できなかった。特に2失点目は、パスの出し手と受け手双方へのマークが甘かった」
ハイプレスでブラジルを圧倒するとはね
――ところが後半、状況が一変します。
「2点のビハインドを背負った日本が、高い位置から精力的にハイプレスをかけてボールを奪取。果敢に攻めて、ブラジルを圧倒するとはね。そのきっかけが後半7分のシーンだ」〈下の【関連記事】へつづく〉

