杉本昌隆の名言
藤井聡太という才能によって板谷一門も照らされました。
杉本昌隆(将棋)
藤井聡太二冠を語るにあたって忘れてはいけないのは、師匠の杉本八段、そして東海地方で脈々と続いてきた板谷四郎一門の存在だ。板谷四郎九段はプロ棋士として超一流の証である順位戦A級にたどり着き、のちの永世名人となる大山康晴との九段戦に臨んだ経験もある。しかしタイトルは奪えず1959年に引退。その直後、名古屋の一等地に「板谷将棋教室」を構えた。次男の板谷進を弟子とし、その進の弟子が杉本八段だったのだ。その杉本八段の弟子である藤井聡太が、半世紀の時を超えて史上最年少で二冠達成ならびに八段昇段を果たす。「原点は将棋が強くなること」を大事にした一門から、天才棋士は生まれた。
Number1010号(2020/09/03)
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