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「100%準備はできている」角田裕毅レッドブル昇格! トップチーム起用の真相をホーナー代表は「野望達成のための純粋な決断」《日本GPでデビュー》
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尾張正博Masahiro Owari
photograph byGetty Images / Red Bull Content Pool
posted2025/03/28 11:04

昨年12月の最終戦アブダビGP後、レッドブルの2024年型RB20でテスト走行した際の角田
2戦を終えて無得点のローソンの走行データを確認した結果、今後改善する見込みがないことを確認。すでにRBで結果を出している角田と交代させることは、チャンピオンシップを争うチームとして至極当然の結論だった。
だが、角田の今後を楽観視できるわけではない。今季のレッドブルのマシンRB21には、昨季、時に角田を上回るパフォーマンスを披露したローソンでも手を焼いた。そのじゃじゃ馬を角田は乗りこなすことができるのか。
そんな周囲の不安にも角田は動じない。
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「もちろん、RB21は運転したことがないので、わかりません。また昨年のマシンをアブダビでテストしたときも、マックスとは一緒に走っていないので、彼とのペース差もわかりません。でも、レッドブルのマシンが扱いづらいという違和感はありませんでした」
準備万端で迎える鈴鹿
すでに角田はレッドブルのファクトリーがあるイギリス・ミルトン・キーンズへ向かい、シート合わせやシミュレーターなど日本GPへ向けた準備を済ませ、帰国の途についている。今週中に帰国する予定なので、週明けに予定されているさまざまなイベントには問題なく参加する予定だ。
シーズン中の移籍は簡単ではない。もちろん、角田もそれを覚悟している。
「ドライバーはいつだって、マシンに応じた走り方を求められます。でも、より速いマシンに乗れるんだったら、もちろん乗りたい。100%準備はできています」
4月4日、日本GP初日。新たな1ページがめくられる。
