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《24億円移籍の噂》「ドウアンはロッベン2.0だ」ドイツ大手誌報道…堂安律にフランクフルト熱視線、高い信憑性「じつは情報源の記者からも」
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byPau Barrena/Getty Images
posted2025/02/22 17:00

フライブルクで多くの得点に絡む堂安律。サイドハーフとして新境地を開拓したアタッカーに、フランクフルトが熱視線を寄せているという
これは、2月23日に行われる首位バイエルンと3位フランクフルトの対戦に向けた特集記事の一つである。
取材・執筆チームとして大量4人もの記者の名前が明記されているところからも、この記事に尽力してきた様子が伝わってくる。なお、バクワというのは、フランスのストラスブールで売り出し中のアタッカーだ。堂安と同じく左利きで、現在のフランクフルトで層の薄い右サイドを主戦場としている。
「ロッベン2.0」とは堂安である
記事で触れられた「ロッベン」というのが一つのキーワードで、同誌はこんな風に書いている。
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《彼ら(フランクフルト首脳陣)は内部で【ロッベン2.0】について話し合った。「彼」は、スピードをもたらしてくれて、ドリブルが強力で、右サイドから中に入ってきて、ゴールの可能性をもたらしてくれる。まるで、オリジナルのロッベンのように。スポーツビルトは、知っている。熱を上げている候補選手とは、ドウアンである》
記事タイトルでは堂安とバクワの2人の名前が挙がっているが、あくまでも一番手は堂安だというのが同誌の見立てだ。もう少しだけ興味深い記述を紹介しよう。例えば、以下の部分だ。
《もっとも、フランクフルトだけが興味を抱いているわけではない。すでに昨年の夏も、今年の冬も、イングランドのクラブなどから複数の問い合わせが来ている。次の夏での移籍は確かなものになるだろう。スポーツビルトは、知っている。ドウアンはなんとしてでも国際舞台(※CLなど)でプレーしたい。
フライブルクでは過去2シーズンなどはそれ(※ELやヨーロッパカンファレンスリーグ出場)が可能だったし、おそらく来シーズンも可能だろう。ただ、フランクフルト移籍は彼のキャリアにおいてさらなるステップになる、フランクフルトがCLの出場権を得た場合には。というのも、2023年夏に、ドウアンは本誌にこう語っていたからだ》
約24億円くらいから応じるという具体的な額も
そのように記した上で、以下の堂安の発言を強調している。