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改革か“邪道”か――プロ野球が目指すタイブレーク、DH制度導入。

posted2025/01/29 09:00

 
改革か“邪道”か――プロ野球が目指すタイブレーク、DH制度導入。<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

日本シリーズ第4戦で先制ソロ本塁打を放ったオースティン。第1戦で負傷しながらもDH、一塁で5試合に出場し日本一に貢献

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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Naoya Sanuki

 2025年はプロ野球が未来に向かう改革のシーズンとなる――。そんな話を、あるNPB(日本野球機構)関係者から聞いた。

 というのは、いまNPBではプロ野球の一軍公式戦へのタイブレーク制度の導入が検討され、それをきっかけにセ・リーグも指名打者制度(DH制)の採用に踏み切るのではないかという話だ。

 野球人気の復活に向けて懸案とされる試合時間の短縮。MLB(メジャーリーグ機構)では、ピッチクロックの導入で劇的な時短に成功すると共に、回数制限のなかった延長戦の早期決着を目指したタイブレークも採用されている。実際にコロナ禍を契機に同制度が導入されると、延長試合の劇的な時短に繋がっている。

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