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「八村が覚悟を決めたように語りだした…」八村塁の“協会批判”はなぜこのタイミングだった? NBA会見で一体何が「“河村勇輝と再会”から一転…」
posted2024/11/18 11:02
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
USA TODAY Sports/Reuters/AFLO
それは、まるで、八村塁がずっと奥にため込んでいた思いを一気に吐き出したかのようだった。
11月13日(日本時間14日)、ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナでメンフィス・グリズリーズとロサンゼルス・レイカーズが対戦した試合後の会見での、日本代表に対するコメントのことだ。
奮闘中の河村勇輝を激励
この日、八村塁が所属するレイカーズと、河村勇輝がツーウェイ契約選手として所属しているグリズリーズとの対戦が行われ、多くの日本メディアが取材に来ていた。試合前には八村と河村がセンターコートで記念撮影をし、八村から河村に「いっしょに試合に出たらマッチアップな」という声がかけられ、お互いに笑顔を見せるなど、和やかな雰囲気だった。
試合は白熱した展開となり、レイカーズのスターターとして出場した八村は『グリズリーズ・キラー』の本領発揮とばかりに3ポイントを4本中3本決めて19点をあげたほか、7リバウンド、3アシストをあげ、終盤の競った場面で相手エースのチャージングファウルを取るなど、オールラウンドに勝利に貢献した。八村自身も「ここ何試合か調子悪かったので、ディフェンスとかリバウンドで活躍することも考えながらやっていた。きょうはそこを全部できたのがよかったんじゃないかなと思います」と、自分のプレーに合格点を出していた。
河村は、接戦になったため出番がなかったが、ベンチからNBA選手としての八村のプレーを見て、「次元が違う。日本人の選手とか抜きにNBAの中でもトップクラスの選手なんだと改めて感じました」と感嘆していた。
さて、問題の発言は、試合後の記者会見で飛び出した。