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119億円怪物MFが「ドーピング疑惑で4年出場停止」ポグバ31歳の末路は“消えた天才”なのか…ロシアW杯優勝→ユーベ復帰で急転落のナゼ 

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弓削高志

弓削高志Takashi Yuge

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photograph byTakuya Sugiyama/JMPA

posted2024/03/17 11:00

119億円怪物MFが「ドーピング疑惑で4年出場停止」ポグバ31歳の末路は“消えた天才”なのか…ロシアW杯優勝→ユーベ復帰で急転落のナゼ<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama/JMPA

ロシアW杯でのポール・ポグバ。強度と技術を兼備した最新鋭フットボーラーの急先鋒だったのだが……。

 そして2016年夏、ポグバはマンチェスター・Uから当時の移籍金額最高記録となる1億500万ユーロ(当時のレートで約119億円)を積まれて、イングランドへ旅立っていった。

 プレミアリーグでの経験を重ね、ロシアW杯で世界王者の肩書を得るうちに、かつての金髪やんちゃ坊主ポグバは世界のトッププレーヤーの一人になったはずだった。

1000万ユーロの手取り年俸と10番を与えられたが

 イタリア復帰に際して、“老貴婦人”はポグバに対してチーム内最高給となる総額1000万ユーロの手取り年俸とクラブ伝統の背番号10を与える代わりに、近年ミラノ勢やナポリに譲った王座奪回を託した。

 年齢と経歴にふさわしいチームリーダーとしての役割も求められていたはずだが、ポグバにその自覚があったかどうかはわからない。復帰した古巣では練習場が移転しており、かつての仲間たちもほとんどいなくなっていた。

 出戻りは、初っ端からケチがついたのだ。

<つづきは第2回

#2に続く
“年俸16億円”がドーピング疑惑で“月給32万円”…「ヤンチャな金髪サッカー小僧」から怪物になったMFポグバ31歳が味わう因果な現実

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