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熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
「本当に残念だよ」「イトウ離脱の影響はあった」日本大好きブラジル人記者が悲しむイラン戦の失敗…守田英正“指示がほしい発言”にも持論
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byMutsu Kawamori
posted2024/02/08 17:00
イラン選手と交錯する守田英正。逆転負けの一戦を日本通のブラジル人記者はどう見たか
「そうだったね。前線の大柄な選手めがけてロングボールを放り込みロングスローで脅かす……ある種、単純な戦法なんだけど、高さと強さに不安がある日本の守備陣は対応できなかった」
――こういうことは、ワールドカップで対戦する強豪国はまずやってきません。
「それだけ日本がアジアでは誰もが認める強豪であり、対戦国が徹底的に対策を練っているからだ。日本がドイツやスペインと対戦するときにやるようなことを、逆にやられてしまった。そして、日本にはそれを跳ね返す力がなかった」
イラン戦で悪かったのは板倉と…監督だ
――この試合で良かった選手を探すとすれば?
「前田、守田、鈴木」
――悪かったのは?
「板倉……そして、森保監督」
◇ ◇ ◇
チアゴ記者は、端々に口惜しさと無念さを滲ませながら、試合を通じて感じたことを明確に語ってくれた。<つづきは第2回「森保Jホンネで評価」編へ>