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「自分が幸せになることで…」ウエイトリフティング・三宅宏実(37歳)が語っていた“結婚観”…背景に「尊敬しています」と語る“両親の存在”

posted2023/08/18 17:05

 
「自分が幸せになることで…」ウエイトリフティング・三宅宏実(37歳)が語っていた“結婚観”…背景に「尊敬しています」と語る“両親の存在”<Number Web> photograph by JIJI PRESS

2016年のリオ五輪で銅メダルを獲得した際の三宅宏実と父・義行氏

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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JIJI PRESS

 ウエイトリフティングの三宅宏実が所属先である「いちご」のSNSを通じて、結婚したことを発表した。

「いつも応援していただき、また日頃よりお支えいただき心より感謝申し上げます。私事で大変恐縮ではありますが、この度、私三宅宏実は本年8月4日に入籍いたしました。謹んでご報告申し上げます」

「私は、現在はウエイトリフティングの競技振興と選手の育成に励んでおります。今後も引き続きウエイトリフティングの素晴らしさを少しでも多くの皆様に知っていただくべく、競技振興に取り組んでまいりますので今後とも、ご指導をいただけますようよろしくお願い申し上げます」

 メッセージにはそのように綴られていた。

 三宅は3度目の大舞台となった2012年ロンドン五輪で日本女子初の銀メダル、2016年のリオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得。2021年東京五輪に出場後、同年に引退会見を開き、競技生活から退いた。その後、指導者としての道を歩んでいた。

 お相手は法政大学の1学年下の後輩で、2016年リオ五輪にも出場している中山陽介氏。同じ競技に打ち込み、同じ大学にもいて、また同じ大会に出る機会もあった。それらの接点があり、おそらくは共有する価値観などもあっただろう。

以前から語っていた「結婚への意思」

 三宅は以前から、結婚したいという意思を示していた。取材の中でも、ロンドン五輪を目指している時期には「ロンドンの後には」と語っていたこともある。また、結婚観の根底には、両親の姿を目にしてきたことも大きかったように思える。

【次ページ】 以前から語っていた「結婚への意思」

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