マンC名将ペップ「“我々マリノス”は優勝できる」“お世辞抜きのJ王者評”が面白い…敗戦セルティック監督も「ファーストクラス」と賛辞

「彼ら（横浜F・マリノス）のプレースタイルは、僕ら（マンチェスター・シティ）にも通じるところがあるね。ただし、ビルドアップに関してはちょっと違う。ストライカーが下がってきても、両ウイングはそのまま高い位置を取ることが多かった。僕らはあまりやらないけど、ブライトン（＆ホーブ・アルビオン）がよくやる形だよね。彼ら（横浜）もその手法で、実にうまく組み立てていたと思う」

「彼はタフな相手で、ゴールも決めた」

　横浜対シティの親善試合（5-3でシティが勝利）が終わった後、ミックスゾーンの記者エリアで足を止めてくれた唯一のシティの選手が、マヌエル・アカンジだった。個人的には先月、ウェンブリー・スタジアムでFAカップ決勝を取材した際も同じ経験をしていたので、少なくともこのスイス代表DFだけは快く取材に応じてくれるだろうと期待していた。

アンデルソン・ロペスとマッチアップするアカンジ　©Masashi Hara/Getty Images

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　実際にその通りになったわけだが、現在28歳の守備者にとって、この試合を振り返るのは面白いことばかりではないはずだった。なぜなら27分の横浜の先制点のシーンで、アンデルソン・ロペスに1対1からシュートを許し、そのこぼれ球を決められたのだから。背番号11をまとった横浜のブラジル人ストライカーについて質問が及ぶと、アカンジはこう答えた。

「先に言っておかなければいけないのは、これが僕らの（プレシーズンの）最初の試合だったということ。休暇明けだから当然、トップコンディションにあるわけではない。とはいえ、彼（アンデルソン・ロペス）はタフな相手だったし、ゴールも決めた。良いプレーだったと思う」

ペップが語った「日本のフットボールのクオリティー」

　ペップ・グアルディオラ監督も、アカンジと似た所感を抱いていたようだ。

マリノスを「We」と表現したグアルディオラ監督　©Masashi Hara／Getty Images

「我々にとって、良いテストになった。横浜は攻守の切り替えが素晴らしく、我々もアグレッシブに戦った。もちろん、うちは多くのことを改善していかなければならないが、怪我人が出なかったことが一番重要だ」

　日本のサッカーがいまだに低く見られているか、という質問に対しては、次のように応じた。

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