ダルビッシュや大谷もレベルアップした最新メソッド「ピッチデザイン」、個人で受けたら果たしてお値段は？《中高生も受け入れ中》

メジャーリーグで二刀流を開花させた大谷翔平の飛躍の影には、2020年オフに通った《ドライブライン》でのトレーニングがあると言われている。そのドライブラインの日本版ともいうべき施設「NEXT BASE ATHLETES LAB」でできる具体的なトレーニングと、気になるお値段とは？（全2回の2回目／前編へ）

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　スポーツ科学の領域でアメリカに先行されている日本だが、この夏、日本版ドライブラインともいうべき施設が千葉県市川市に誕生した。日本有数のアナリスト集団を擁する、株式会社ネクストベースが運営する「NEXT BASE ATHLETES LAB」（以下アスリートラボ）だ。

「いままで私たちは提携するNPB球団や社会人チームに出向いて測定やアドバイスをすることが多かったのですが、自前の施設であるアスリートラボができたことで、測定、評価からトレーニングまでワンストップで行なえるようになりました。それがいちばん大きな強みだと思います」

　ネクストベースのアナリスト、森本崚太氏がそう語るアスリートラボには、1000コマ／秒での計測が可能なモーションキャプチャシステム、フォースプレート、ラプソード、体成分分析装置、ハイスピードカメラといった最先端機器がそろう。

ハイスピードカメラをはじめ、モーションキャプチャ、ラプソードなどラボには最新の解析機器が揃う　©NEXT BASE

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　スポーツ科学や最先端機器というと、プロ選手やトップアマが活用するものというイメージがあるかもしれない。だが、ドライブラインがそうであるように、アスリートラボもまたアマチュア選手にも門戸を開いている。そう、トップアマではない中学や高校の選手でも、プロ野球選手やメジャーリーガーと同じ計測や解析プログラムを受けられるのだ。

プログラムの詳細と気になるお値段

　では、この施設ではどんなことができるのか。

　アスリートラボにはピッチングとヒッティングのプログラムがあるが、例としてピッチングの代表的なプログラムと、アマチュア向けの1回あたりの料金（税別）は次の通り。

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