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ルース以来1世紀ぶりの快挙も、大谷が警戒する「大きいケガ」。

posted2022/05/22 07:00

 
ルース以来1世紀ぶりの快挙も、大谷が警戒する「大きいケガ」。<Number Web> photograph by Getty Images

3勝目を挙げた本人は平然と「体的には正直しんどかったですけど、ある程度早めに寝て、いい準備ができたかな」

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四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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 5月5日。フェンウェイパークでは、「3番投手」として出場したエンゼルス大谷翔平が躍動する姿に、敵地ファンからも熱い視線が注がれた。同地で主軸打者(1番~4番)として先発登板したのは、1919年9月20日のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、103年ぶり。1世紀以上の歳月を経て、メジャー最古の球場で実現した大谷の「二刀流」は、ルースの偉大さを思い起こさせるのに十分だった。

 投げては、7回6安打無失点無四球11奪三振。今季最速の100.3マイル(約161.4km)を計測し、99球中ストライク81球と、「剛」と「巧」の投球で圧倒した。'18年に就任したレッドソックスのアレックス・コーラ監督が「私が監督として対戦した投手の中でベストの投球」と脱帽する内容だった。打っては、名物グリーンモンスター直撃の適時安打を放つなど、圧巻の活躍だった。

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