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J監督は“浪人期間”に何する? アトレティコ視察&娘と見た『約束のネバーランド』《J2山口・渡邉晋の場合》
text by
石倉利英Toshihide Ishikura
photograph byJ.LEAGUE
posted2021/03/09 11:01
今季からJ2レノファ山口の再建を託された渡邉晋監督。約1年間の“浪人”期間を経て、現場復帰となる
J1で仙台と対戦することが夢?
スペインで、フィルターを通さずに最先端の練習に触れた。家族と過ごして「無」になったことで、より貪欲にJリーグや海外のサッカーを吸収した。大学やクラブの現場に出向いて指導者としての原点を思い出し、いま山口で挑戦の日々を過ごす。
それらはすべて、現役時代、コーチ時代も含めて19年間在籍した仙台を離れたからこそ。長い時間を過ごしたがゆえに、強い思い入れがあることを前提に「J1に昇格して、仙台と対戦することが夢ですか?」と聞かれることが多いという。
「実際にそうなったら、いろいろな感情が湧くのかもしれません。でも、仙台の人たちに頑張っているところを見せよう、といった思いは1ミリもない。レノファ山口FCというクラブと選手たちを、どうやって引き上げていくのか。いまは、そのことしか考えていません」