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井上尚弥・聖地ラスベガス初陣で圧巻KO劇 以前から高評価のアメリカでの価値“爆上がり”必至か 

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posted2020/11/01 13:25

井上尚弥・聖地ラスベガス初陣で圧巻KO劇 以前から高評価のアメリカでの価値“爆上がり”必至か<Number Web> photograph by Getty Images

鮮やかに勝利した井上尚弥

 まさに一撃必殺だった。プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が現地時間10月31日、米ネバダ州ラスベガスのMGMグランドで行われ、統一王者・井上尚弥(27、大橋)がジェーソン・マロニー(29、オーストラリア)に7ラウンドKO勝利。WBA王座は4度目、IBF王座は2度目の防衛に成功した。

 井上にとっては新型コロナウイルス禍ということもあって、WBSS決勝ノニト・ドネア戦以来、約1年ぶりの実戦となった。マロニーは22戦21勝の成績を誇っていたが、試合開始のゴングと同時に井上が主導権を握る展開に。6ラウンドにはカウンターでの左フックでこの日初のダウンを奪うと、続く7ラウンドにその破壊力を見せつける。

 マロニーが攻撃に入ろうとした瞬間にカウンターの右ストレートを浴びせる。この一撃が鮮やかに顔面をとらえると、マロニーは膝から崩れ落ちた。必死に立とうと正座のような姿勢になったマロニーだが、立ち上がれないままゴング。「フィニッシュのパンチは納得いく形で終わりましたね」と本人がフラッシュインタビューで語った通り、井上のハードパンチがアメリカの舞台でもさく裂した。

過去には“三顧の礼”で迎え入れられたことも

 井上は“ボクシングの聖地”ラスベガスでの勝利で通算20戦全勝(17KO)とした。井上がアメリカでデビューしたのは2017年9月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチを米カリフォルニア州で同級7位のアントニオ・ニエベス(米)相手に6回終了TKO勝ちし、6度目の防衛に成功した際のこと。

 その際、ボクシング中継の大手テレビ局HBOからオファーを受け、同局のバイス・プレジデント、ピーター・ネルソン氏は「HBOとして井上選手にぜひこちらで試合をしてほしいと考えた。オファーを出し、彼らは私たちの希望にこたえてくれた」と“三顧の礼”で迎え入れたことを明かしている。以前より本場アメリカでも高く力を評価されているだけに、ラスベガスでのデビュー戦で鮮やかなKO勝利は「Naoya Inoue」の名声をさらに高めることになるはずだ。

(※井上尚弥らの衝撃的な戦いぶりを振り返った写真は関連記事『【秘蔵写真】井上尚弥のヤンチャそうな高校時代と伝説の死闘&70秒KO、学ラン比嘉に金髪の井岡、いかつい辰吉vs.薬師寺、オラつく亀田親子、アリらの若き日(30枚超)』からご覧ください)

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