本田圭佑の名言
初心に戻って出来ることをやろう、相手が嫌がることをやろうと。あとは、サッカーを楽しむだけ。
本田圭佑(サッカー)
2010年南アフリカW杯の直前、本田に用意されたポジションは1トップ。従来のボールをつなぐコンセプトから、守備重視のリアクションサッカーに切り替える大胆な方向転換を行った岡田武史監督(当時)は、その中心に本田を据えた。当初は不慣れなポジションに戸惑いを見せたが、彼が出した結論は実にシンプルなものだった。6月14日、W杯初戦となるカメルーン戦。この前日に24歳となった本田は、身長が低い相手左SBの前でロングボールを収めると、遠藤保仁に預けて中央のスペースへ動き出した。右サイドの松井大輔から放たれたクロスは、吸い込まれるように本田の足元へ。「いろいろ考えたけど、自分のプレーをしようと決めたんです」。背番号18の左足から生まれたゴールで息を吹き返した日本は下馬評を覆し、決勝トーナメント進出。本田のメンタルコントロールが、日本を救った。
Number2010/6/25臨時増刊号(2010/06/17)
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