偉業へのチャレンジは秋におあずけ。

　アーモンドアイは、安田記念のプレビューで記した「シンボリルドルフの呪縛」から脱することはできなかった。

　偉業達成を阻止する格好になった、グランアレグリアを管理する藤沢調教師は、ルドルフの現役時代、同馬が所属した野平祐二厩舎の調教助手だった。そのあたりも、どこか因縁めいている。

　アーモンドアイの偉業達成への再チャレンジは秋まで待つことになる。ファンとしては、秋の楽しみが残ったとプラスにとらえ、ライブで見られることを祈りつつ、その日を待ちたい。