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世界新も日本新も通過点。
瀬戸大也は五輪金へと突き進む。

posted2020/02/07 07:00

 
世界新も日本新も通過点。瀬戸大也は五輪金へと突き進む。<Number Web> photograph by AFLO

チャンピオンズシリーズ北京大会200m個人メドレー。自己ベスト更新に「自分でもびっくりするタイム」と話した。

text by

田坂友暁

田坂友暁Tomoaki Tasaka

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AFLO

 瀬戸大也(ANA/JSS毛呂山)の勢いが止まらない。まるで水泳を始めたばかりの子どものように、泳げば泳いだだけ自己の限界などないかのごとく壁を乗り越えていく。

 昨年12月、400m個人メドレーで短水路の世界記録(3分54秒81)を打ち立てた瀬戸。年が明けて1月、200mバタフライで松田丈志が持っていた日本記録の1分52秒97を0秒44も縮める、1分52秒53の日本新記録を樹立。松田の記録は、高速水着で物議を醸した北京五輪でのものだ。約12年の時を経て奇しくも同じ場所で更新されたのである。さらにそのレースの1時間後というハードなスケジュールで行われた200m個人メドレーでは、1分55秒55の自己ベストを叩き出した。

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