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東京五輪がラグビーW杯から学ぶこと。
合宿のおもてなし、持ち込みルール。
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAFLO
posted2019/11/17 20:00

当初は飲食物は持ち込み不可だったラグビーW杯。だが、スタジアム内の食品の売切れが続出したことで、開幕から3日後に食べ物の持ち込みを解禁した。
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飲料の持ち込みを検討。
ラグビーW杯閉幕後、来年の東京オリンピックについて、会場へのペットボトルの持ち込みを1人1本に限定して認めるよう調整していることが報じられた。これは暑さの厳しさを懸念しての対策といえる。
これまでは国際オリンピック委員会と契約したスポンサー企業の飲料だけが販売され、ペットボトルなどの持ち込みは禁止されてきた。今回の方針転換はそれを見直すことを意味している。
ラグビーW杯では開幕してすぐ、スタジアム内の食品の売り切れが問題となり、持ち込みが容認された。
それもまた、ラグビーのワールドカップから学べた経験の1つだったろう。
