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西武ルーキーが“置きティー”で成長。
目標の中村剛也はまだ「雲の上」。 

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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photograph byKyodo News

posted2019/08/23 07:00

西武ルーキーが“置きティー”で成長。目標の中村剛也はまだ「雲の上」。<Number Web> photograph by Kyodo News

西武・佐藤龍世は3月29日のソフトバンク戦でプロ初出場。8月10日のロッテ戦ではプロ初本塁打を放った。

両コーチに感謝、先輩中村を追って。

 バッティング面でアピールできている現状について佐藤に聞くと「自分ではどこがどうよくなったのかわかりません」と苦笑したが、「結果がついてきているのはすべて一緒に練習してくださっている両打撃コーチのおかげです」と、真っ先に感謝の言葉を口にした。

 初本塁打を記録した際には、ベンチで見守った中村剛也が大喜びするシーンが中継のカメラにとらえられた。

「はい、その映像は見ました。直接、『おめでとう』とも言ってもらいました。うれしかったです」と照れ臭そうな笑顔で振り返る。

「中村さんと同じサードを守っていますけど、中村さんは、もう、遥か雲の上の存在です。とにかく自分は少ないチャンスをものにしていくしかありません」

 過去、6度の本塁打王に輝き今シーズンもここまで22本塁打、91打点(8月21日現在)を挙げる主砲と同じポジションを守る身としては、こつこつと存在をアピールしていくしか方法はない。 

「とにかく結果を残すことですね。今のままじゃまだまだ、通用しないと思っています。今は打数が少ないので、打数が増えても3割近くの成績を残したい。必死にくらいついていきます」

 将来のクリーンアップ候補と首脳陣が期待を寄せるルーキーは、厳しい生存競争の中、生き残ることができるだろうか。

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