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八村塁、堂々の“スイート16”進出!
渡米後2年間で見せた急激な成長の跡。
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byNCAA Photos via Getty Images
posted2019/03/26 16:30
フェアレー・ディッキンソン大との対戦でプレーするゴンザガ大の21番・八村塁。渡米して2年。全米屈指のプレイヤーとなった。
“スイート16”での戦いに因縁の相手が。
「ゴンザガとしては、“スイート16”は毎年行くようなものなんですけど、それでもやっぱりこれはすごいことだと思う」と八村。この舞台での1勝は、相手がどこであっても貴重なのだ。毎試合、高いレベルでの競り合いを実感しているからこそ出る言葉だ。
もちろん、これはまだ目的地ではないということも忘れていない。
奇しくも、“スイート16”の対戦相手は、去年、同じラウンドでゴンザガのシーズンを終わらせられたフロリダステイト大。
簡単な相手ではないが、八村自身、去年より成長しているという自負、チームとしても去年より戦力アップしているという自信がある。
チームメイトたちが、去年のリベンジだと息巻くなか、八村は少し控え目に、それでも固い決意で語った。
「リベンジ……でもないんですけれど、しっかりそこは、やっていきたいなと思います。(自分でも)もっとアグレッシブに行きたいと思います」