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京口紘人と拳四朗、関西の
2人が勢力図を塗り替える?
~先輩後輩からライバルへ、対戦は実現するか~
posted2019/03/14 15:00
text by
前田衷Makoto Maeda
photograph by
KYODO
去る2月26日、今年国内初となる世界タイトル戦(後楽園ホール)で、谷口将隆がWBOミニマム級王者ビック・サルダール(比国)の巧技にしてやられ判定負け。拳四朗、京口紘人に続くアマチュア関西学生リーグ出身の3人目の現役世界チャンピオン誕生はならなかった。
拳四朗は関西大、京口は大阪商大、そして谷口は龍谷大と、3人は関西リーグ1部校でそれぞれ主将を務め、互いに鎬を削る仲だった。関東と比べると関西リーグの実力的評価はやや低いが、加盟する大学数が少ないのだからそれも仕方ない。いや、にも拘わらず拳四朗と京口の2人もプロの世界王者が出たこと自体が極めて異例のことなのである。