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ペリカンズのエースが欲する、勝者という勲章とその意義。~NBA屈指のインサイドプレーヤーはファイナルの夢を見る~
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byGetty Images
posted2018/04/28 11:00
プレイオフ1回戦のブレイザーズとの第1戦で、デイビスはチーム最多となる35得点を記録、勝利へと導いた。
アンソニー・デイビス(ニューオーリンズ・ペリカンズ)にとって、それはずっと求め続けてきた勝利だった。4月14日、プレイオフ1回戦の対ポートランド・トレイルブレイザーズ第1戦に勝利、NBAに入って6シーズン目にしてようやく手に入れたプレイオフ試合での勝利だった。
「この勝利は、とても大きな意味を持っている」とデイビス。
低迷するチームをエースとして支えてきたデイビスがプレイオフに出るのは今回で2度目。3年前に出たときは1勝もできずに敗退している。プレイオフを逃したときは、他チームの試合を見ることすら嫌だった。