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大ケガを乗り越え還暦を迎えた、尾車親方と二所ノ関親方の「絆」。~稀勢の里、高安を生んだ部屋の2本柱~ 

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佐藤祥子

佐藤祥子Shoko Sato

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posted2017/06/26 07:00

大ケガを乗り越え還暦を迎えた、尾車親方と二所ノ関親方の「絆」。~稀勢の里、高安を生んだ部屋の2本柱~<Number Web> photograph by KYODO

還暦を前に、弟子たちに囲まれ笑顔を浮かべる尾車親方。リハビリを続けつつ後進の育成と協会の仕事に奮闘する。

 今年1月に稀勢の里が横綱に昇進し、この5月には高安が大関昇進を決めた。ふたりが所属する二所ノ関一門に慶事が続いている。一門を代表する理事で“協会ナンバー2”の事業部長の要職につくのが、元大関琴風の尾車親方だ。5月場所を控えた4月末にめでたく還暦を迎え、現役時代と変わらぬ満面の“ペコちゃんスマイル”をたたえていた。

 思い起こせば2012年4月の巡業中に転倒し、頸髄を捻挫する大ケガを負った尾車親方。一時は首から下が麻痺し、ベッドに寝たきりの状態が続いていたという。しかし、必死のリハビリで7カ月後、奇跡的に復帰を果たす。現役時代、同時期に大関を張った元若嶋津の二所ノ関親方とは、引退後から家族ぐるみの付き合いをはぐくんできた盟友だ。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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相撲の前後のコラム

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