日本シリーズはソフトバンクが優勝して、実力を見せつけた形となった。DeNAに対して、接戦の中でも実力差を見せて勝ち切ったと言えるだろう。ソフトバンクは最近10年間でパ・リーグでの優勝が5回、日本一は4回。文字通り、いまの日本プロ野球をリードしている存在である。年間の試合数が140試合になった2001年から優勝チームの勝利数を見ていくと、90勝以上を記録したのは、両リーグで'02年の西武（90勝）と、'15年のソフトバンク（90勝）、'17年のソフトバンク（94勝）である。1938年に創設されたホークスはいま、まさに12球団の盟主といっていいほどのポジションに到達したと言える。