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激闘のマスターズ、僕が感動した2つのこと。~ガルシアが紹介してくれた彼女と、松山の練習姿~ 

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丸山茂樹

丸山茂樹Shigeki Maruyama

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posted2017/05/10 07:00

激闘のマスターズ、僕が感動した2つのこと。~ガルシアが紹介してくれた彼女と、松山の練習姿~<Number Web> photograph by AFLO

全体6位のパーオン率70.83%など松山のアイアンは初日から最終日まで安定感抜群だった。

 今年のマスターズを見ていて、大きく心を動かされたことが2つありました。まず、セルヒオ・ガルシア(スペイン)がメジャー74度目の出場で初優勝したこと。彼に初めて会ったのはアメリカPGAツアーにいた時なんですけど、とにかくやんちゃで感情表現が激しくて、いつも自分に対して怒りをぶちまけていた。自分に向けて放送禁止用語を浴びせるので周りからは「あいつは、おかしいんじゃないのか」という視線で見られることも。会見で中指を立てたこともありましたね。

 でも本当はすごくあったかい男なんです。ゴルフ場で会えば「マル、ゲンキデスカ」と拙い日本語で挨拶してくる。どんなに自分の調子が悪くても、同じ組の僕がパーを取れば「ナイスパー」と声をかけてくる。ガールフレンドができると必ず紹介してくれて、テニスの元世界王者(マルチナ)ヒンギスと付き合っていた時も「マル、俺のガールフレンドなんだ。テニスは見たことあるか?」と会わせてくれた。1度、2人がテニスをしているのを見たことがありますが、セルヒオがヒンギスと互角に打ち合っていたのには驚きました。彼も僕も父親にずっとゴルフを教わっていたことや、米ツアーで戦う外国人同士という共通点があったからかもしれませんが、年が10歳離れていても本当に仲が良かったんです。

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ゴルフの前後のコラム

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