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醍醐味は1対1の“決闘”にあり。~マッチプレーに凝縮されるゴルフの面白さ~ 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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posted2016/02/20 17:00

醍醐味は1対1の“決闘”にあり。~マッチプレーに凝縮されるゴルフの面白さ~<Number Web> photograph by AFLO

松山は一昨年以来の米ツアー2勝目。世界ランク4位のファウラーに一歩もひかなかった。

 ゴルフの醍醐味はマッチプレーにある。1対1の心理戦。1打1打で勝負の形勢がガラリと変わり、勝つか負けるかまで戦いは続く。

 2月8日(米時間7日)、PGAツアーのフェニックス・オープンで松山英樹(23)がツアー2勝目を挙げたときも、18番で起死回生のバーディーパットを決めてリッキー・ファウラー(27)とのプレーオフに突入。1対1のマッチプレーで決着をつけた。

 プレーオフの2ホール目。第2打をともにピン奥にオーバー。そこからファウラーが長い下りのラインを完璧に読み切って会心のバーディーパットを沈めた。これで完全に勝利を引き寄せたかに見えたが、松山も外せば終わるパットを入れ返して流れを引き戻した。

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