丸山茂樹の名言 

2004年の全米オープン、丸山は2日目に首位に立ち、3日目も首位と3打差と優勝圏内につけていた。だが、最終日を終えてみれば首位と4打差。メジャー自己最高の4位とはいえ、優勝を十分狙えていただけに悔しさが残った。「全米オープンを戦って実感したことですが、ショットはほとんど差がないと思うんです。問題はパッティング。こうやってメジャーで優勝争いをしている中で、速い下りからでも打てるか。上りの距離をしっかり打ち切れるかどうか……。これは勇気だと思うんです。僕より上位の選手は、手前でボールが垂れない。つまり打ち切れているんです」と、パットの際の「勇気」を課題に挙げ、メンタルの重要性を実感したのだった。

Number606号(2004/07/08)