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酒井高徳が口にした「最後は結果」。
ブンデス降格を経て得た力強さとは。 

text by

寺野典子

寺野典子Noriko Terano

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photograph byAsami Enomoto

posted2018/05/29 07:00

酒井高徳が口にした「最後は結果」。ブンデス降格を経て得た力強さとは。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

SBが手薄な中、両SBをこなせるのが強み。バックアップの立場から結果を求めて、酒井高徳の奮闘は続く。

「そういう評価に満足できる選手なんて」

 監督交代が頻繁に行われる欧州での経験も、酒井の強みなのかもしれない。どんな立場であっても、チームへの献身性と忠誠心を示すことができる、それが酒井高徳だ。

 控え選手としてベンチで日本代表を支えることに長けている男だと思う。しかし、本人はそこに甘んじるつもりはない。

「そういう評価に満足できる選手なんていないでしょう?」

 最後の最後まであきらめはしない。だが、最後にどんな評価を下されるかは、すべて結果次第だ。それは酒井個人だけでなく、チームも同様だろう。

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