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オークランドで繰り広げられた、
“テニス選手”杉村太蔵、37歳の熱戦。 

text by

林田順子

林田順子Junko Hayashida

PROFILE

photograph byTakuya Sugiyama

posted2017/05/11 11:20

オークランドで繰り広げられた、“テニス選手”杉村太蔵、37歳の熱戦。<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

これが試合を決めた時のサーブ! この1本で、37歳から一気に10代の気分に戻った杉村。

勝敗を超えた、自分だけの感動を見いだせる大会。

 勝敗を超えた自分なりの戦い、いくつになっても自分だけの感動を見いだせる、それがワールドマスターズゲームズの醍醐味かもしれない。

「4年後のワールドマスターズゲームズ2021関西には、ジェームスも来日したいと言っていたし、日本で再び対戦できたら面白いですよね。でも、まずは日本に帰って、早くテニスをしたいです」

Number928号(6月1日発売)とNumber Do vol.29(6月23日発売)でも大会レポートを展開予定です。杉村さんが現地で大会を総力取材! “レポーター杉村太蔵”の活躍もぜひご期待ください。

「ワールドマスターズゲームズ」とは?

国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が4年ごとに主宰する、原則30歳以上のスポーツ愛好者であれば誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会。

夏季オリンピック・パラリンピックの翌年に開催され、第1回は1985年にカナダのトロントで開催された。第9回大会となる2017年は、ニュージーランドのオークランドで4月21日から4月30日にかけて28競技45種目が行なわれ、およそ世界100カ国の約2万8000人が参加した。

次回第10回大会は、2021年5月に、アジア初となる日本の関西で開かれる。

「ワールドマスターズゲームズ2021関西」公式サイト
http://www.wmg2021.jp/

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