畠山健介の名言
スコットランドに負けたのは、本当に悔しい。互角に戦えたけれど、勝てなかった。その差は大きい。
畠山健介(ラグビー)
2016年6月、スコットランドとのテストマッチに臨んだ日本だったが、1戦では13点差、2戦は5点差で敗北。これで2013年、そして昨年のW杯に続き、4戦連続で敗北を喫したことになる。その差は着実に縮まってきているが、まだ何かが足りないのだ。「一番の課題はやはり、不安定なラインアウト」と畠山は指摘する。昨年のW杯では93.5%という驚異的なラインアウト成功率を誇ったジャパンだが、この精度は狂気のハードトレーニングで練度を高めた成果である。「問題改善に取り組めば、再びジャパンの武器になる」と畠山は自信を覗かせる。「日本ラグビーの強化は、2019年のW杯に向けて正しい方向に進んでいる。それを確かめることができた」と、負けてもなお前向きであった。
Number905号(2016/06/30)
- << 前の名言 |
- 次の名言 >>
畠山健介の最新記事

Sports Graphic Number
「スポーツの力って何だろう?」小塚崇彦、畠山健介、中田英寿が能登支援を通じて考えること。「まだまだやれることはある」
矢内由美子Yumiko Yanai
PR
2025/01/31

NumberPREMIER Ex
「なぜ負けたのか…」ラグビー日本代表「勝てた」はずのアルゼンチン戦を落としたワケ…畠山健介が振り返る「目についたのは疲労の蓄積」
朴鐘泰Park Jong Tae
ラグビー日本代表
2023/10/13

スポーツ・インテリジェンス原論
「ラグビーは大好き。でもラグビー界は好きじゃない」畠山健介はなぜ軋轢を恐れず発言してきたのか…今後は“スクラムの調律師”に?
生島淳Jun Ikushima
ラグビー日本代表
2022/06/22
