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マイラーは「短距離馬」でいいのか?
モーリスと外国人騎手で考えるJRA賞。
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKyodo News
posted2016/01/09 10:30
マイラーの年度代表馬としてはタイキシャトル以来。2016年はどの路線で戦うのだろうか。
デムーロは3月から、ルメールは4月からの騎乗。
これらの結果が示しているように、昨年も外国人騎手の活躍が非常に目立ったシーズンであった。
デムーロとルメールが日本の騎手として乗りはじめたのは3月からだった。スタートが遅かったにもかかわらず、デムーロは118勝でリーディング3位、ルメールは112勝で4位になった。ルメールは、調整ルームでTwitterをして30日間の騎乗停止となり、4月からのスタートとなったのだが、これだけの成績をおさめたわけだ。なお、ダントツでリーディングを獲りそうだった福永祐一は10月31日のスワンステークスで落馬負傷し休養したため121勝で2位、'09年以来6年ぶりに年間100勝を突破した武豊は106勝で5位だった。
外国人騎手は、なぜこれほど勝つのか。どこが日本人騎手と違うのか。
このテーマに関しては、また外国人騎手が印象的な勝利をおさめたときにでも稿を改めたい。