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「特別な舞台」全日本選手権。
羽生、宇野、浅田――それぞれの胸中。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byAsami Enomoto
posted2016/01/07 12:05
286.36点で他を寄せ付けない優勝を決めるも、ミスが相次ぎ、“悔しい”全日本四連覇となった。
まさかの5位発進から持ち直す、浅田真央の強さ。
1年の休養を経て復帰した今季の浅田は、なかなか成績が安定しない。
昨年11月の中国杯では好演技を見せたものの、NHK杯、GPファイナルと納得のいかない演技が続き、不調のスパイラルに入ってしまったように見えた。
この全日本でも高難度のジャンプ構成を回避して挑んだショートでミスし、まさかの5位発進。本人も苦しい胸中を会見で明かすほどの混沌の中にいた。
だが、ここから持ち直すのが、浅田真央の浅田真央たるところだろう。
フリーでは中国杯のスコアを上回る131.72点をマークして総合3位に滑り込み、世界選手権への切符を手にいれた。演技終了後、自らの演技に納得したかのように2度頷き、目の奥を潤ませた浅田は、また一つ、大きな壁を越えたのではないだろうか。
浅田選手はいかにして、混沌から抜け出したのか──。
そこには、共に歩む佐藤信夫コーチの献身的な支えがあったのだが、その詳細もまた、野口氏のレポートに詳しく触れられている。
各選手の美麗な写真も必見です。是非、発売中のNumber893号でお楽しみください。
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