野次馬ライトスタンドBACK NUMBER
DeNAが配布した12万個のヘルメット。
使い道はインテリア、照明、呪術!?
text by
村瀬秀信Hidenobu Murase
photograph byHidenobu Murase
posted2015/04/21 10:40
筆者はヘルメット2つを4月12日に行なわれた東京野球ブックフェアの売上金入れとして活用しました。残りの3つはまだ部屋の中に堆積。
数百年後、横浜公園から数千個のヘルメット、なんて。
「社内でさりげなくDeNAファンであることをアピールできるだけでなく、机の上まで整理できてしまう。いやぁ……ヘルメットってほんとうにいいものですね!」(DeNA 広報部 スポーツ担当 田中聡さん)
この開幕6連戦が終わり、12万個のヘルメットがそれぞれ野球を愛する人たちの元へと旅立っていった頃、横浜DeNAベイスターズは8年ぶりの単独首位に立ち、大量の4月バカを産んだことも、やはりシーズンは開幕の“頭”を取ったチームが強い、ということか。
あるファンは言っていた。
「今年になるのか、何年先になるかわからないけど、優勝した時にファン全員で卒業式みたいにヘルメットを空高く投げてみたいですね」
空からヘルメットが降ってきてケガ人続出。非現実的すぎると思いながらも4月バカは妄想する。数百年後、横浜公園から数千個のブルーメタリックなヘルメットが出土する。地層を調べると横浜DeNA優勝の年は……。いや、ヘルメットは横浜市の分別だと燃えるゴミなのだけれども。