吉田沙保里の名言
勝っている時は胸を張って歩ける。勝負は何が起きるか分からない。だから楽しい。
吉田沙保里(レスリング)
'10年アジア大会で3連覇、そして連勝記録を「42」に伸ばした吉田は、「勝つことは楽しいか」という記者の愚問に対し、こう答えた。向かうところ敵なしで、このままロンドン五輪まで勝ち続けるかと思われたが──好事魔多し。'12年5月のW杯でロシアのワレリア・ジョロボワに敗れ、連勝記録は「58」で止まった。試合後、涙を浮かべた吉田だが、思い返せばこの前の敗戦も'08年、五輪イヤーに開かれたW杯であった。オリンピックの前に負けることの恐怖を思い出し、緊張感を持って本番に臨めると考えれば、敗戦は決して無駄ではないはずだ。
Number768号(2010/12/09)
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