野球善哉BACK NUMBER
今季の京セラドームに異変アリ!?
新型人工芝に惑う各球団の守備陣。
text by
氏原英明Hideaki Ujihara
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2011/09/14 12:20
今季からアストロ社製の最新型の人工芝を採用した京セラドーム。“ロングパイル”という毛足の長い芝の形状が特徴で、似たような人工芝はメーカーこそ異なるが東京ドーム、ヤフードームなど多くの球場で使用されているのだが……
この秋、雌雄を決する試合が京セラドームで開催される!
今季の阪神、オリックスとも、CSを争えるチームであることは間違いないだろう。
阪神にはまだ優勝の可能性も残されている。これからは一試合一試合、いや、一瞬一瞬が気の抜けない戦いになるだろう。
この2チームに、京セラドームという“特殊な”舞台は何をもたらすのか……。
オリックスは、9月20、21日のソフトバンク戦、29日のロッテ戦、30日~10月2日までの楽天戦と、12日の日ハム戦、13日のロッテ戦で京セラドームを使うことになっている。特に、9月30日からの3連戦で3位を争うであろう楽天との戦いは熾烈なものになるはずだ。
阪神は10月4~6日のヤクルト3連戦の舞台が京セラドームである。
果たしてどちらのチームが京セラドームの芝を制することができるのか?
終盤戦のペナントを揺るがす一つのポイントになるかもしれない。