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千秋楽で吹き飛んだ横綱と大関の重み。 

text by

服部祐兒

服部祐兒Yuji Hattori

PROFILE

posted2007/04/19 00:00

 今年の春場所は、何とも後味の悪い、期待外れの幕引きで終わった。

 荒れる春場所を絵に描いたように、初日早々、3大関に続き横綱朝青龍までもが黒星発進。俊敏さが売り物の横綱が、土俵中央で時天空に後ろをつかれる大失態を演じて送り倒された。先場所後に起こった一連の騒動が尾を引いているわけでも無かろうが、上体にばかり力が入って足が流れ、下半身の軽さが目立った。いつもならば翌日には必ず軌道修正してくる横綱が、まさかの連敗を喫した。顔面にヒットした雅山の強烈な突きを褒めるべき取組だろうが、朝青龍らしい粘りや闘志が見られない。異常事態に連日座布団の嵐が舞う体育館。朝青龍が横綱になって、初めて経験する絶体絶命の状況。3日目の土俵でもしも負ければ……。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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相撲の前後のコラム

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