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体当たり取材で明かす「オレ流」の内実。
text by
Number編集部Sports Graphic Number
posted2005/03/03 00:00
出会いは'93年の秋。社会人野球雑誌の編集者だった横尾が、当時の中日の4番・落合博満に取材を申し込んだのがはじまりだった。
「社会人出身のプロ野球選手の企画をやる、ということになり、どうせなら頂点にいる選手に、とダメもとで企画を持ち込みました」
企画書自体はNGだった。だがそこで、自分の野球観をきちんと残せる企画なら取材を受ける、という異例の逆提案を受けた。
「もちろんすぐにOKしました。すると『明日から和歌山で自主トレだから、時間があればついてきてほしい』と言われて、その日の夜に都内のホテルで合流したんですが、会うなり『テープ持ってる? 話せるときにどんどん話すから』と取材が始まって……」