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NBA優勝という“見返り”のために、リラードが欲した12季目の変化。

posted2024/03/13 09:00

 
NBA優勝という“見返り”のために、リラードが欲した12季目の変化。<Number Web> photograph by Getty Images

ブレイザーズ時代はプレーオフへ8度進出し、2018-'19シーズンはカンファレンス・ファイナルまで駒を進めた

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宮地陽子

宮地陽子Yoko Miyaji

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 2月、デイミアン・リラードは理想的なNBAオールスター・ウィークエンドを過ごした。3ポイントコンテストで優勝し、オールスターゲームではNBA12季目にして初めてスターターに選出。39点、6アシスト、3リバウンドの活躍で東軍を勝利に導き、MVPを初受賞した。

 同じくオールスターのスターターだったミルウォーキー・バックスでの相棒、ヤニス・アデトクンボや、東軍のコーチを務めたドク・リバースHCとも関係を深めることができた。昨秋のトレード以降、離れて暮らしている家族とも週末を共に過ごした。さらに契約するアディダスから新しいシグニチャーシューズが発表になるなど、ビジネス面でも充実していた。リラード自身、「これまでで一番成功したオールスター・ウィークエンドだったと思う」と振り返ったほどだ。

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