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13位でも、小さくガッツポーズ。
神野大地の初マラソンは手応え満載。 

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生島淳

生島淳Jun Ikushima

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photograph byKyodo News

posted2017/12/06 17:00

13位でも、小さくガッツポーズ。神野大地の初マラソンは手応え満載。<Number Web> photograph by Kyodo News

3代目山の神、こと神野大地はマラソンでも順調にキャリアを積み重ねている。目指す東京五輪まではあと2年半だ。

大迫の2時間7分台を見て、本気に。

 今回の収穫は、大腿四頭筋に弱点が見つかったということになる。神野らしいな、と思ったのは、脚を引きずりながらも、早く反省点を修正したいという意欲を見せたことだった。

「正直、MGCレース(注・2019年9月以降に行われる東京オリンピックに向けた最終選考レース)の出場権を取りたかったんですけど、今回は大迫さんも2時間7分台で走ってますし、もっともっと本気で――今まで以上に本気にならないといけないと思いました」

 そして、早くも次戦への挑戦を公言したのである。

「今回走ってみて、マラソンは『経験値』が重要だと実感したので、来年2月の東京か、3月のびわ湖毎日を必ず走って、2時間10分切りを目指したいと思います」

 さて、今回の課題をどういった形でクリアしていくのか。

 本当の勝負は次のレースになるのではないか。次こそ、結果が求められる。

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