3月の開幕に合わせて第3弾のTシャツ発売が決定！

「うちのブランドは元々がアーティストやスポーツブランド、ディズニーなど常に面白くお客さんを驚かせるコラボを実現してきました。昨年20周年を迎え、何か面白いことができないかと考えた時に、『それならアメリカを代表するスポーツでもある野球が面白いんじゃないか』と案が出たんです。ブランドとしてもパイの大きいプロ野球とのコラボは、これまで興味のなかった人にも広く認知してもらえる利点がありますし、XLARGEは高校生、大学生に人気のブランドですから、若い子の野球離れを食い止め、若年層のファンを獲得したいという球団側の想いとも一致し、実現することになったんです」

　昨年5月に発売された第1弾は「XLARGE」の絶対的なアイコンであるゴリラに帽子（カープだけヘルメット）を被せたTシャツ。それがアパレル業界、XLARGEユーザーに与えた多大な衝撃は、プロ野球ファンが直面したダイエー時代の城島が自身を模した「ゴリラTシャツ」のインパクトを遥かに上回っていたはずだ。

「僕らもプロ野球とのコラボを出したのがはじめてだったのですが、実際にかなりの反響をいただいたので、昨年9月に第2弾を発売し、今年3月の開幕には第3弾の発売も決定しています。今度のデザインは各球団をイメージさせるアイコンを80's～EARLY90'sのオールドスクールスケートグラフィック調に描き下ろし、XLARGE独特の世界観で表現しました。球団さんやディーラーさんからも反響が良く手応えを感じています」

　オールドスクールスケートグラフィックというのは……平たく言えば、写真のようなスケートTシャツっぽいデザインのこと。

クールにデフォルメしたキャラクターをバックプリント。

上が北海道日本ハムファイターズ、下が広島東洋カープのモデル

　各球団のキャラクターが、荒々しくデフォルメされたグラフィック（B・Bなんか凶暴な熊になってる）。がバックにどんと鎮座するこのTシャツ、いい意味で、まったく野球っぽくない。さらにカープは鯉がしゃもじ持っていたりと、シャレも利いている。表のロゴの赤ゴリラも福井敬治を偲ばせて超クール。

「これまでは前面のプリントでしたが、今回は背中にメインを持ってきました。球場ではユニフォームを着て隠れてしまうので最後まで悩みましたが、野球では背番号があるように、背中の主張が重要ですからね。野球はサッカーやバスケと違ってまだファッション性が完全に確立されていない部分があるので、逆に可能性はあるでしょう。球団の方もおしゃれな子が球場にもっと増えてほしいしと言っていますし、XLARGEが野球を観に行く時のテンションをあげるアイテムになってくれればと思います。今後もTシャツとのコラボだけじゃなく、球団とブランドが何をできるかを模索していきますので、何かいいアイデアがあったら教えてくださいね」　

　ちなみに第3弾の先行受注は2月下旬からXLARGE公式通販サイト“calif”　、“ZOZOTOWN”　、“パ・リーグオンラインストア”にて開催予定！　今後の展開を要チェックだ！　個人的には城島や今江や栗原などの個人選手とのコラボに期待したい。他意はなく、愛のみで。

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