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「将棋盤を挟んで怖い…ですが」小学生時代から25年間、“努力の天才”永瀬拓矢と接し続け…1学年下のタイトル経験棋士が明かす「底知れぬ怖さ」の正体
text by

大川慎太郎Shintaro Okawa
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/07/26 07:15
将棋界トップの存在として戦い続ける永瀬拓矢。小学生時代からしのぎを削ってきた高見泰地が見た永瀬将棋とは
高見が三段リーグで昇段を決めたのは3期目で、2期目もチャンスはあったが、最終日に連敗して昇段を逃したのだ。
奨励会は原則、半年に2人ずつ、1年で4人が昇段する仕組みだ。落胆のあまり、永瀬もいる場で「2枠は厳しいなあ」とつい漏らしたのだという。
その時、永瀬から返ってきた言葉に高見は衝撃を受けた。
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「『逆に(年に)必ず4人は上がるんだから』って言われたんです。永瀬さんの視点だと、たとえ弱くてもその期の上位2枠に入れば自動的にプロになれるんだから、という意味なんです。自分としては普通に励ましてほしかったんですけど(笑)。だから捉え方なんですよ。年に4人『しか』上がれないんじゃなくて、年に4人『も』絶対に上がれる。お互いに10代でしたけど、永瀬さんは物事の捉え方が自分と全然違ったし、そう思えるのはすごいな、と」
「軍曹」の異名を持つ、永瀬らしい物言いだ。
すべてを将棋に…誰よりも本気だから
高見は続けた。
「永瀬さんはすべてを将棋に懸けているので迫力が違うし、盤を挟んだ時に怖いというイメージはなかなかぬぐえません。でもそれは彼が将棋を覚えた時から現在まで、将棋に対して誰よりも本気だからなんです」〈つづきは下の【関連記事】へ〉
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