記事を
ブックマークする
【Podcast】「唇まで真っ青…大丈夫なのか」あのエースが急成長? 鹿児島“悲願の日本一”達成のウラ側「高校バレーは点ではなく線で見る」《田中夕子の新連載》
インターハイ、国スポ、春高バレー。高校バレーの「三冠」のひとつである国民スポーツ大会・通称“国スポ”は、ほかの2大会とは趣が異なる都道府県対抗戦だ。昨年度の春高王者・東山高校(京都)や今夏のインターハイ王者・清風高校(大阪)が単独チームで出場する一方、県内のライバル校同士が選抜チームを組む県もある。
「まもなく始まる春高予選ではライバルになる選手同士が、同じチームで戦ったりもする。(インターハイや春高とは)違う形式ではあるけれど、高校生たちにとって日本一を懸ける大会であることは変わりません」
「顔面蒼白」だったスーパー1年生
今回、少年男子で頂点に立ったのは鹿児島だ。チームを牽引したのは、12人中9人を占める川内商工高校の中心選手で、U18日本代表キャプテンを務める2年生のサウスポーオポジット・田中洸(ひかる)。準々決勝では岩田怜緯を擁する東山高校を、準決勝では一ノ瀬漣を擁する鎮西高校(熊本)を破った。1日で強豪2校と戦い、準決勝はフルセットという過酷な日程の中でも、田中洸はトスを呼び込んで打ち抜いた。決勝では高い組織力を誇る駿台学園高校中心の東京も退けた。
その成長ぶりを、田中さんはこう振り返る。
「1年生の時のインターハイ初戦なんて、唇まで真っ青。大丈夫なのかこの子は、ぐらいだったんです。それが今は自分からトスを呼んで、全部自分で決めたい、という感じ。すごくたくましくなりました」

ビーチバレーのアンダーカテゴリー日本代表でもある鹿屋高校の柏木陸歩をミドルブロッカーに起用するなど、田代博明監督の采配も大当たり。エースの活躍だけでなく、選抜チームならではの化学反応も勝因だったと田中さんは語る。
高校バレーは「点ではなく線で見る」
データに基づく高度な組織バレーが台頭する一方で、一ノ瀬、岩田、そして田中洸と、「組織を破壊するようなエース」が続々と現れる男子バレー界。なぜ打てるエースが生まれ続けるのか。そして、高校から大学、SVリーグ、日本代表へとつながる「線」で見る楽しみ方とは? 続きはぜひ、ポッドキャストで。
⚫︎国スポで鹿児島が悲願の日本一
⚫︎実はバレー人口は全国2位? いま“鹿児島バレー”が熱い理由
⚫︎元スーパー1年生、田中洸の急成長
⚫︎高校生セッターのお手本は関田誠大ではない?
⚫︎田中さんが伝授「高校バレーは点ではなく線で見る」
話が止まらない高校バレー愛。ぜひ、じっくりお聞きください。(10月19日収録)
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
このシリーズの動画を見る
記事


