西出監督に続いて登場するのは、駅伝主将を務める永本脩。昨年の全日本大学駅伝が3大駅伝デビューだったが、いきなりの快走。今シーズン当初はけがの影響もあり出遅れたものの、7月には5000mの自己ベストを更新した。チームの先頭に立つキャプテンが今、思うこととは。<西出仁明監督のインタビューは公開中。南坂柚汰、中野純平の動画インタビューも近日中に公開です>
永本は熊本県の強豪・九州学院高校の出身。1年時から箱根駅伝予選会のメンバーに選ばれるなど、チーム内でも実力を持っていたが、下級生の時は3大駅伝の出走はなかった。昨年は箱根駅伝予選会を1時間02分23秒の全体22位、チーム内でも2位で走ると、3大駅伝デビューとなった2週間後の全日本大学駅伝では、各校のエースが集まる2区で区間6位と快走した。
「チームの状況的に予選会からというところで、スパンが短い中での出場でした。兵藤ジュダさん(現・Honda)が1区じゃないと難しいというチーム状況で誰が前半区間に行くのかという時に、自分はすごく調子がよかったんです。自分でも本当に想定以上だったというか、たぶん先生方もここまでは想定していなかったんじゃないかなと。自分としてはやっと結果を残せた、手応えがあったという感じでした」

中継所では17位で襷を受け取ったため、とにかく前を追って、一つでも追い抜こうという気持ちで走った。周りの人たちがゆっくりに見えた、途中までは「区間賞を取れるのでは」と思っていたという。後半の失速は課題と言いつつも、「走っている時はすごく楽しくて、大学のその時までの一番いいレースができました」と振り返る。
できれば平地を走りたい…2区への思いも
続く箱根駅伝では、全日本大学駅伝からは予想できなかった5区にエントリー。区間13位で芦ノ湖のゴールにたどり着いた。全日本後に故障があったこと、チーム状況的に山を上れる人がいなかったためだという。
「適性があるかないかといわれると、ないよりはあると思うんですけど、頑張って全力でなんとか押し切ったという感じです」
予選会前でまだ気が早いが、もう1回5区は視野に入っている? と質問を投げかけると、「チームの状況を考えた時に走らないといけない、となった時は、割り切って考えたいと思うんですけど、できれば平地を走りたいですね」という。

キャプテンを務めていることもあり、2区を走ってみたいという気持ちもあると話す。そうなると2区候補でライバルとなるのは、同級生の南坂柚汰や、今年大ブレイクしている中野純平の2人になるだろう。
「あの2人もたぶんどこでも走れると思うので、自分たち3人の中の調子のいい人が2区を走るんじゃないかなと個人的には思っています」
キャプテン就任の経緯を聞いてみると立候補だという。他にも「キャプテンをやりたい」という選手が2名いたが、4年生同士の話し合いで最終的に永本に決まった。立候補したのは、「もっとこのチームを強くしたいな」という思いがあったからだ。
チームを強くするため、キャプテンになって永本が徹底したこととは…ぜひ動画で確認してみてほしい。
村澤さんを超える記録を出して、恩返しを
動画ではほかにも、以下の話題を話している。
- 監督交代、選手はどう見ていた?
- 昨季飛躍できた理由は?
- 全日本大学駅伝選考会の2位をどう評価するか
- 箱根駅伝予選会通過、そしてその先の目標
- 箱根駅伝の希望区間「スピードはある方なので」
- この選手は伸びている!注目の後輩は?
- 個人としての目標「村澤さんを超えて恩返ししたい」
一つひとつの言葉に説得力を感じさせ、さすがキャプテンだと思わせられた。まとめ役としても、戦力としてもチームの力になっていることを感じさせた永本。昨年以上の活躍を期待したい。
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